ひよこ豆の戻し方

ひよこ豆の戻し方
画像: vegajardin.es

ひよこ豆は、消化の働きを良くし利尿を促すなど、私達の体にとても良い食材です。さらに、ひよこ豆に含まれる高たんぱく質、不飽和脂肪酸は、血中のコレステロール値をコントロールしてくれるのです。ただ、豆類全般がそうであるように、ひよこ豆もカロリーがとても高いので食べ過ぎには注意しましょう。料理するには、まずひよこ豆を戻す必要がありますね。でもどんなふうに戻すのがいいのか皆さん知っていますか? ここではひよこ豆の戻し方について説明します。

従う手順:
1

ひよこ豆を茹でる前に、少なくとも12時間は水につけて戻します。これは冷蔵庫の中ではなく、涼しい場所で湿気の少ない場所で行います。ぬるま湯につけて戻す場合は10時間で十分でしょう。もし冷蔵庫の中に入れておきたいのであれば、24時間は必要です。容器にはひよこ豆が十分にひたるようたっぷりと水を入れてください。

画像: acomeryacallar.com
2

ひよこ豆をつける水が硬水の場合は、カルシウムを多く含んでいるので、小さじ1杯の重層(炭酸水素ナトリウム)を水に加えておいてください。これでひよこ豆が十分に水につかります。ただし、重層を加える場合は長くつけすぎるとひよこ豆の味が変化してしまうことがあるので注意してください。目安のつけ時間は8時間です。

3

水に戻す際、好みで塩を少し加えてもかまいませんが、あとで豆を茹でるときに最後に加えるほうが良いです。なお、水に戻すひよこ豆の分量は、作る料理にもよりますが、もし主菜とするなら一人当たり100グラムほどが目安です。

4

ひよこ豆を戻し終わったら、ザルにあけてよく洗い流します。ここでよく洗うことは大事なので忘れないようにしてください。次に、ひよこ豆を茹でるために、最低1リットルの水を入れられる大きめの鍋を用意し水を入れます。ここで好みでローレルの葉を1枚水の中に入れても構いません。また、茹でるための水は、できるだけカルシウムとマグネシウムが少ないものを使うことをお勧めします。もちろん市販のペットボトルの水を使ってもいいです。では、鍋を火にかけましょう。

画像: recepink.com
5

お湯が沸騰してきたらひよこ豆を入れて茹でます。お湯がたっぷり豆にかぶっていることが大事なので、少なくとも水面が豆より3センチは上にあるようにしてください。圧力鍋を使う場合には、ひよこ豆を入れたらすぐに蓋をし、ピーとなったら弱火にし、湯気を出してください。圧力のない普通の鍋を使う場合には、湯気を逃がすために少しだけ蓋をずらして茹でます。

画像: ahorrarentiemposdecrisis.com
6

普通のお鍋でひよこ豆を茹でる場合は、強火で10分茹でます。そして一度ザルにあけお湯を流し、新たに水を加え、今度は弱火で2時間ほど茹でます。水を替える際、好みで塩を加えてください。圧力鍋の場合は、ひよこ豆を加えると同時に塩を少々入れ、あとで火を止めたときにまた少々塩を加えます。圧力鍋の場合の茹で時間は約45分です。

7

ひよこ豆が茹で上がったら、ザルにあけます。お分かりのように、ひよこ豆を水に戻して茹でるのは時間のかかるプロセスで、少し根気がいりますね。なお、ひよこ豆の種類や茹でる火の強さによって、茹で時間は少々変わってきます。また、もしひよこ豆を塩気のあるもの、例えば生ハムなどと一緒に調理するのであれば、塩辛くならないよう、茹でる際に加える塩の量に注意してください。

画像: cocinaconluzverde.com

ひよこ豆の戻し方と関連した記事をチェックしたい場合は、食べ物・飲み物のジャンルから探すことができます。