カフェオレとカプチーノの違い
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コーヒー好きのあなた。
カフェオレとカプチーノの違いを知っていますか?
出典:www.cocinillas.es
焙煎方法の違い
カフェオレとカプチーノとも、使用している豆は同じです。
でも、焙煎方法が異なります。焙煎(ロースト)とは、コーヒーの生の豆を火力によって煎る過程をいいます。コーヒーの豆は、生の状態では香りはよくありませんが、焙煎することによって、コーヒー豆が本来もつ味と香りを引き出すことができます。
この焙煎方法が、カフェオレは「浅煎り(ミディアムロースト)」という方法で、カプチーノは「深煎り(フレンチローストまたはイタリアンロースト)」という方法で行われます。
コーヒー豆は、焙煎方法を変えることで、同じ豆でも様々な味を楽しむことができるのです。
また、コーヒーの豆は、焙煎時間が長くなるほど、色が茶色から黒色へと変化します。そして、一般的に、浅煎りのミディアムロースとは酸味があり、深煎りのフレンチロースト・イタリアンローストになるほど酸味が消えて苦みが増します。
出典:www.wescoblog.com
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抽出方法が違う
そして、次の段階に行う抽出方法も違うのです。
カフェオレは「ドリップ式抽出」という方法で抽出されます。カプチーノは「エスプレッソ式抽出」という方法で抽出されます。
ドリップ式とエスプレッソ式の違いは、簡単にいうと、フィルターを使って抽出するのがドリップ式で、機械を使って気圧をかけて抽出するのがエスプレッソ式です。
コーヒーを点てるのにその昔は、煮出す、絞り出す、つけ込むなどの方法がとられていたそうです。その後、19世紀に入って、フランスでネル(紙ではなく布フィルアターを使った抽出)を使った透過法が考案され、それ以来、論争を繰り返しながらも改良が重ねられ、今日ではコーヒーを点てるといったら、ドリップ式抽出をさすようになりました。
この様に、ドリップ式の始まりがフランスであるように、カフェオレは、フランス生まれのコーヒーです。フランス語で、café(コーヒー)au lait(ミルク)と表記します。
一方、エスプレッソ式で抽出されたコーヒーは、抽出時間が短いことでコーヒーの旨味だけを引き出した深いコクが特徴です。この方法は、イタリアで生まれた方法で、カプチーノ(cappuccino)の他、カフェラテ、カフェマキアートがあります。
※エスプレッソとは、イタリア語で「急速に」といった意味があります。
出典:shop.maedacoffee.com
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ミルクが違う
最後に注ぐミルクですが、このミルクにも違いがあります。
カフェオレには、鍋で温めたミルクを注ぎます。一般的なドリップとミルクの割合は1:1です。
一方、カプチーノには、蒸気で温めたスチームドミルクと、蒸気でふわふわに泡立てたフォームドミルクを注ぎます。一般的な割合は、エスプレッソとスチームドミルクとフォームドミルクの割合は1:1:1です。
泡立てたミルクで絵や文字を描く「ラテアート」も特徴です。
出典:7-themes.com
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まとめ
あなたは、どちらが好みですか?
気分によって、選ぶのもいいですよね。
美味しいコーヒーを飲んで、今日も1日頑張っていきましょう!!
出典:correryfitness.com
![カフェオレとカプチーノの違い - まとめ](https://cdn0.hohoron.com/ja/posts/9/3/9/_3939_4_600.jpg)
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